市場価値を上げる働き方
常日頃から自分の市場価値をあげようと意識しながら働いている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
頭ではわかっていても、忙しい日常のなかでつい、その会社でしか身につかないようなスキルで満足してしまったりしませんか?
日本はこれまで長い間、終身雇用制度で成り立っていて、「その会社固有のスキル」みたいなのが重宝される傾向にあったかもしれません。
しかし、転職が当たり前になった現在、「その会社でしか通用しないスキル」「その業界でか使えない経験」はとても危険ですよね。
ぶっちゃけ最近は、「一社でしか働いていない」ことのほうがリスクっぽい風潮すらあるような気がします。
そんな中、自分の市場価値を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?
自分の市場価値を高める考え方とは?
ずばり、2つの領域を極めることだと思います。
たとえばあなたがデザイナーだったとします。
「イラストレーターを使って、チラシやポスター、POPや製品デザインなど、リアル系のデザイン業務を行っていた」とします。
そこに、webデザイナーとしての経験がかけ合わさったらどうでしょうか?
「html、css、js、jqなど一通りの言語でコーディングができる」経験があったら、そんな貴重な人材、だれだって欲しいですよね?
今あなたが持っている、あるいは時間をかけて取り組んできた主たる業務に、もうひとつの知識と経験の領域を掛け合わせることを目指してみてください。
あなたオリジナルな2つの経験と同じスキル・経験を持つ人材なんてそうはいませんよね?
そのとき、あなたの市場価値はぐっと上がるはずです。
もちろんどんな経験でもいいわけではないでしょうから、関連性があるような経験の掛け合わせが望ましいと思いますが。
これから先の10年で、自分がどんな仕事をすれば良いか、年始という区切りの良いタイミングで考えてみるのも良いのではないでしょうか。
仕事の進め方 〜PDCAの回し方〜
久しぶりの更新になってしまいました。
ここ数ヶ月、かなり仕事が忙しくてすっかりブログの存在を忘れてしまい。。笑
久しぶりの今回は、ズバリ「仕事の進め方」について書いてみようと思います。
というのも、僕は30歳を超え、社会人を約10年やってきたわけなのですが、
当然後輩もできるわけです。
その後輩というのは総じて「ゆとり世代」と言われる方々なのです。
別にゆとり世代と一括りにしても、当然個人差がありますし、デキる奴はできるんです。
でも、仕事が全然進まない人っているじゃないですか。
今回はそんな、「仕事が進まない人」「仕事をどう進めたらいいか分からない人」にぜひ読んでもらいたい内容です。
仕事ってどうやって進めるの?
よくPDCAって言いますよね。
Plan
Do
Check
Action
です。これみんな言います。ってことはこれをやれば間違いないわけです。
ではどうやってPDCAを回すのか。それはあまり聞きません。
デキる人は無意識にやっているので、回し方はあまり言わないのです。
なので僕なりに思う、PDCAの回し方をここでは説明します。
僕がPDCAで一番大切だと思うのが。「P」です。
Doは実行することです。実行するということは、少なくともプランニングのフェーズは終えているわけです。
ということは仕事はちゃんと進んでいるんです。
CheckとActionは、振り返りと修正です。
仕事を進めるうえで一番力を入れるべきポイントはPlanです。
Planには、アイデアを出す、ターゲティングをする、スケジュールをひく、社内調整をするとか、いろんな「やること」があります。これらは立場や状況によって変わってくるのものです。
でもどんな状況でも変わらないこと、それは「決める」ということです。
ターゲットを「決める」
スケジュール(締め切り)を「決める」
社内のどの人に何を依頼するのか「決める」
すべてのやることで「決める」ことをしなくてはなりません。
仕事が進む人と進まない人の決定的な違いは、この「決める」ことができるか否かだと思います。
もし仕事が進まないと思ったり、他の人と比べて進捗が悪かったり、仕事の進め方が分からないという方は、この「決める」ことを意識して実行してください。
必ず仕事は前に進みます。
日本企業に転職して驚いた5つのこと
僕は外資系から日本企業に数年前に転職しました。
外資系って、独特って思われているかもしれませんが、僕にとってはそれがスタンダードだったので、日本企業に転職して、そのカルチャーギャップに衝撃を受けることがいくつもありました。
今回は外資系から日本企業に転職して驚いたことを5つご紹介します。
(あくまで僕の経験によるギャップであり、外資がこうとか、日系がこうって一括りで表現しているわけではありません。)
1.日本企業は役職で呼ぶ
人を呼ぶとき、個人名の後に役職をつけて呼ぶことにとても違和感を感じました。例えば、鈴木部長!とか山口課長!みたいな。別に普通に思う方のほうが多いかと思いますが、外資のカルチャーにはなかった価値観なので、いまでも違和感を感じています。というか、僕は役職をつけて呼びません。鈴木さん!山口さん!です。
僕ではないのですが、同じようにさん付けで呼んでいた人は、「役職も覚えられないのか」と皮肉を言われていました。。
2.社内用語が日本語(漢字)ばっかり
外資だと、社内資料などにもちょくちょく英語が登場します。外資と言っても、グローバルから見ると現地法人なので、従業員のロールはスペシャリストです。だから別に英語が必須ではないのですが、それでも社内用語には自然と英語が鏤められていました。ところが、日本企業では、これでもかと言わんばかりに漢字を多用します。「帳票」とか「支援」とか「勘定」とか、むず痒くなるような日本語があちこちから聞こえてきます。ファイル名なんかも、「営業目標進捗管理」みたいな漢字ばっかり。初めからその環境なら違和感を感じなかったかもしれませんが、ルー大柴ばりの英語と日本語が入り混じった環境を一回経験すると、日本語ばかりの社内用語に驚きました。
3.昇進に年次が関係する
これは日本企業でもそうでない企業もたくさんありますが、大企業はいまでも昇進にはある程度の年次が必要になるのではないでしょうか。経験を積むという年次ではなく、「何年働かないと、この役職にはステップアップできない」というルールがあります。このルールがあるからだと思いますが、「課長補佐」「課長代理」みたいな意味不明な役職ができるんでしょう。正直僕には?です。その役職に求められる仕事をしているなら、素直にその役職を与えればいいのにって思ってしまいます。
4.書類にハンコを押す
日本はハンコ社会なので、書類にはハンコを押します。僕はこれに違和感を覚えました。外資系で働いていた頃は、ハンコなんて持っていませんでした。なぜなら書類には英語のサインを書くからです。書類は海外までいくものもあります。外国人にハンコは通用しません。なので、日本企業で一つの書類に何人もがハンコを押すような文化に驚きました。
5.みんなよく謝る
「◯◯さん、すいません2番にお電話です。」なんて聞いたことありませんか?
基本的に、日本人はよく謝ると思います。悪くないのに謝っちゃう。クッション言葉のように、謝る。外資系で働いていた時は、こういう人はいなかったように思います。日本人は謝りすぎっていうのを知っているからでしょうか。理由はわからないですが、日本企業に転職して、みんなが無意味に謝ることにびっくりしました。
以上が僕が外資系から日本企業に転職して驚いたことです。仕事の進め方は企業によって差があるのは当然です。また、企業文化もそれぞれ違うものです。でも外資系と日系では、それだけで違いが生まれるようです。でも外資系は面白いですよ。友人に話すと驚かれることがたくさんあります。就活をしている学生の方、チャンスがあれば外資系を目指してみてください。きっと人生が変わると思います。