外資系出身マーケターの仕事の現場

外資系と日系、両方の就労経験から肌で感じた各々の違いを書いていきます。それと現在の仕事について。あと、いまの上司がクソなので、クソ上司エピソードも紹介します。

求職者が面接で企業をチェックする3つのポイント

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これから新卒で活動をしようとしている人とか、転職活動中の方、この時期はたくさんいらっしゃると思います。

転職や就職って、どうしても内定を獲得することが目的になってしまったりしますよね!?なかなか内定なんて何社からもいただけるものではないですし、そんな状況のなかで内定を獲得できたら、つい舞い上がって受諾してしまったりしますよね。

 

でもそこで舞い上がる気持ちをぐっと抑えて、一旦冷静になって考えてみてください。

面接というのはお見合いだと思います。お互いの水が合うか、求職者側もしっかり見極める必要があります。入社してから、「こんなはずじゃなかった」とか、「こんな人の元で働くのは、、、」なんてことがないようにするためには、面接は求職者にとって企業を見極める貴重な機会なんです。

今回は、こういったミスマッチが起こらないように、「企業をチェックする3つのポイント」をお伝えします。

 

1.面接官を見極める

企業規模にもよりますが、面接官は、入社後に実際に一緒に働く人(上司)となる可能性が高いです。

ですので、面接官に対して感じた感覚(良い悪い含めて)は大切にしたほうがいいと思います。話がうまく噛み合うかどうか、考え方が似ているか、上司としての度量がありそうか、、などなどポイントは人それぞれ違いますが、自分が大切にしたいことや相手に求めることを面接前に整理して、必ずこのポイントは抑えるようにしましょう。

また、少しでも違和感を感じたら、それは事実だと思った方がいいです。たとえ仕事がしんどくても、人間関係が良ければ乗り越えられます。逆に、仕事は簡単でも人間関係に行き詰まったら、簡単な仕事すらできなくなってしまいます。自分が数十年生きてきた第六感は信じていいと思います。また、複数の企業で迷ったら、待遇よりも働く人の顔を思い返して決めてください。その人の顔を毎日見ながら仕事をすることを考えて決めたほうがいいです。多少の待遇の差なら、入社後の自分の頑張り次第でいくらでも挽回できます。

 

2.オフィスが綺麗か確かめる

オフィスというのは、自分の家と一緒です。仮に、自分の家に誰か人を招くとなったら、当然掃除しますよね。汚いままで人を招くのは大学生の気の知れた友人や恋人くらいでしょう。もし仮に、オフィスが汚い、デスクの上に書類が山積み、荷物が雑多に積まれている、、といった会社だったら、その会社は入社しないほうがいいです。「人に見られている」「人をもてなす」といった社会人として必要な感覚が欠如している可能性があります。あるいは、「慣れ」で仕事をしていたり、「忙しすぎて掃除もできない」といった場合も考えられます。いずれにせよ、雑多な環境で何十年も働くことはおすすめしませんし、それを当然と思っている人たちから学ぶことは少ないと覚悟してから入社したほうがいいです。

 

3.働く人の服をみる

僕は、社外の方とお会いするときは、その人の服装を結構見ています。靴、ネクタイ、スーツの順に見ます。どうしてかというと、靴は良い靴(高い靴)とそうでない靴(安い靴)を簡単に見極められるからです。また、ネクタイも同様です。スーツは残念ながら僕の目では、1万円なのか3万なのか10万なのか、くらいしか分かりません。それ以上のうん十万のスーツとなると自信がないです。

ここでまずその会社の顧客に対する意識がわかります。また、なんとなくの収入などもわかります。社風が地味か、派手か、なども見極められます。

何が正しいかは人それぞれですが、大切なことは、その価値観が自分に合っているかどうかです。ここを見極めるためにも、その会社で働く人の服装はしっかりと見て、できれば面接での質問内容と一緒にメモで残しておいたほうがいいです。

 

以上、求職者が面接で企業をチェックする3つのポイントをご紹介しました。このポイントは、自分自身の将来像や明るい未来へ繋がるものです。

面接は緊張するし大変ですが、一生にそう何回もあるものではないですから、目先の結果にこだわるのではなく、その先に待っている社会人人生を意識してください。

面接はフェアな場です。自分自身のプレゼンテーションを行う場だけではないです。求職者は企業を選べる立場、企業は選んでもらう立場でもあるので。そういう関係性になれるかどうかは自分次第です。正しい選択ができるように、しっかりと自分自身を持って企業を選んでください。