外資系出身マーケターの仕事の現場

外資系と日系、両方の就労経験から肌で感じた各々の違いを書いていきます。それと現在の仕事について。あと、いまの上司がクソなので、クソ上司エピソードも紹介します。

ショーンK氏は非言語分野のコミュニケーション能力のお手本だっていう話

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いま話題のショーンK氏。ぶっちゃけ僕は彼が好きでした。話す内容は薄い感じはしていましたが、彼の外見のコーディネート力は素晴らしいものだと思います。

実際、ショーンK氏のような着こなしをしているビジネスマンが会社にいるかどうか?なかなかいないのではないでしょうか。

 

また彼の声は低く、聞き手にとっては落ち着いた印象を受けるものでした。落ち着いた声だと、言っていることにも説得力があるような気がしてきます。

経歴を含め、数々の詐称が発覚したショーンK氏ですが、彼の非言語分野コミュニケーション能力は卓越したものがあると思います。

 

kusojyoushi.hatenadiary.jp

 

ショーンK氏が成功できたのは、非言語分野コミュニケーション(non-verbal communication)の重要性を理解していたからだと思います。今回は、non-verbal communicationについて書いてみます。

 

non-verbal communicationとは

コミュニケーションには、言語分野(verbal)と非言語分野(non-verbal)の二種類があります。コミュニケーションとは、情報の受け渡しです。人々の情報の受け渡しにおいて、言葉が占める割合はわずか7%です。残りの93%は言葉以外から何かしらの情報を得ています。

言葉以外というと、例えば声色や表情、服装や仕草などです。それらが情報のほとんどを占めるからこそ、「第一印象」「人は見た目」「印象は◯秒で決まる」といったようなことを言われるわけです。つまり、このnon-verbal communicationを征する者は、相手を征すると考えて良いと思います。

 

ショーンK氏の優れていたところ

ショーンK氏が優れていたところは、non-verbal communicationです。セルフプロデュースとでも表現すれば良いのでしょうか。相手のとって良い印象を与える術をしっかりと理解していたと思います。

 

その一つが声。彼の声は低く落ち着いた印象を相手に与えます。経営コンサルタントとして、経営者に対して提言を行うケースと想像したとき、彼のような落ち着いた声は説得力を与えます。

 

もうひとつがスーツ姿。紺のスーツに白いワイシャツ、紺のネクタイというコーディネートが多かったと思います。

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こんなかんじ。さらに黒い革ベルトの時計。相手に対して信頼感を与えられる、お手本のようなコーディネートです。

 

まとめ

non-verbal communicationが相手に与える情報は、自分が考えている以上に大きなものです。自分を鏡で見て感じた事、この何倍もの情報を相手に与えていると思って間違いないと思います。

営業職の方、就活中の学生、転職活動を行っている方など、相手に与える印象が結果に大きく関わっていることをぜひ理解してください。non-verbalを征することが、成功の近道にです。少なからず、セオリーを理解して外見に気を使って、相手に悪い印象を与えることはまずありません。

ショーンK氏が行ったことは決して正しいことではありませんが、彼から学べることはたくさんあります。