外資系出身マーケターの仕事の現場

外資系と日系、両方の就労経験から肌で感じた各々の違いを書いていきます。それと現在の仕事について。あと、いまの上司がクソなので、クソ上司エピソードも紹介します。

仕事ができない人は引き継ぎも下手だって話

この時期、異動や退職で引き継ぎを行っている方も多いのではないでしょうか。

僕もいま複数の部下から引き継ぎを受けているのですが、仕事ができない部下は引き継ぎが下手です。引き継ぎを受けることで、仕事ができない人の思考が分かった気がするので、今日はその話題です。

 

仕事ができない人は仕事の全体像が見えていない

仕事ができない人は、自分が関わっている仕事の全体像を把握していません。また、自分のタスクを果たすことが仕事になっているので、全体像の重要性がわかっていません。仕事は自分ひとりで行うものではありません。様々な人が関わるのですが、彼らがどんな仕事をしているのか、何を気にしているのか、という点に目を向けられていません。すなわち、自分の仕事の本質を追っていないので、引き継ぎ内容も表面的なものです。その仕事の目的だったり、最終的なあるべき姿が見えてこないものばかりです。

 

仕事ができない人は改善を考えていない

仕事ができない人は、自分の仕事を改善することを常に考えているわけではないようです。言われたやり方や方法を守ることが目的になっており、現状を疑っていません。僕がこのほうが効率的では?と聞くと、考えてもみなかった、という答えが返ってきます。はっきり言って、これも目的を把握して仕事をしていないからです。

 

仕事ができない人は仕事を難しく考え過ぎている

仕事ってそんなに難しいものばかりではないです。簡単なものもあれば、深く考える必要があるものもあります。ですが、引き継ぐ内容は、難しいことではないです。難しい仕事は、自分自身で作り上げるものであって、人から引き継ぐものではないです。

ですが、仕事ができない人からの引き継ぎは、一見簡単そうな仕事が難しく聞こえてきます。引き継ぎ後、整理してみると、すごく簡単なものばかりでした。仕事ができない人は、全体像が見えていないので、力点がわからないんです。なので全てにおいて力が抜けないので難しくなっているんです。人は必ずミスをしますから、大切なことは、ミスってはいけないポイントでミスらないことです。そのポイントさえ引き継げれば、僕は問題ないと思っています。

 

まとめ

仕事ができるかできないかって、些細なことの積み重ねのように思います。でも引き継ぎの時には、その些細な違いがすっごくよくわかります。なぜなら引き継ぎはその人が仕事で大切だと思うポイントが見えてくるからです。