外資系出身マーケターの仕事の現場

外資系と日系、両方の就労経験から肌で感じた各々の違いを書いていきます。それと現在の仕事について。あと、いまの上司がクソなので、クソ上司エピソードも紹介します。

部下を評価できない上司はダメ上司

サラリーマンとして成長するために大切な要素のひとつに上司があります。

上司が部下を適切に評価できているか、これは部下の成長にとって非常に大切なものです。

部下を適切に評価できている場合、その部下はおそらく上司の信頼や期待に応える働き方をします。この動機付けはお金ではできないものです。よく「上司を男にする」という表現をしますが、このマインドは上司と部下の信頼関係があるから生まれるものですよね。

また、評価の先にあるのは給与です。仕事の成果は上司からの評価を通して給与へ反映されます。もし、みなさんが自分の給与が低いと感じているなら、それは上司の評価が低いということです。仮に、客観的に見ても給与が低いと考えられる場合、それは上司が正しく評価できていないことを意味しています。給与が低いとどうしても仕事も「それなり」のクオリティでしか行えなくなってしまいますから、自己成長へ結びつきにくくなってしまいますよね。

 

僕は最近、上司に仕事を引き継ぐことがありました。僕としては時間もあるので、資料と時間を作って引き継ぎを行おうと思っていました。しかし上司からのオーダーは、「一行でやっていることを書いてくれればいい」というものでした。当然一行で表現できないし、たとえ書いたとしても何の役にも立たないです。5W1Hがないですから。

こういった簡単な引き継ぎをするということは、それが僕の仕事への評価だということです。(ちなみに数理が要求されるので決して簡単な仕事ではないです)

 

まとめ

もし引き継ぎの機会で相手の要求レベルが低いケースがあったら、それはその人の仕事への評価だと思ってください。仮にそれが上司だった場合、その上司は正しく評価できない上司です。

部下を正当に評価できない上司のもとでは給与も上がりにくいし、自分の仕事のレベルもあがりにくいです。もしそんな上司のもとで働いているのなら、環境を変えた方がいいかもしれません。(僕もですけどね。)