外資系出身マーケターの仕事の現場

外資系と日系、両方の就労経験から肌で感じた各々の違いを書いていきます。それと現在の仕事について。あと、いまの上司がクソなので、クソ上司エピソードも紹介します。

上司と法律は一緒!?

これまで僕のクソ上司にまつわるエピソードを書いてきましたが、今回は少し視点を変え、上司に関する僕の考え方を書いてみたいと思います。

 

僕は上司と法律は一緒だと思うんです。職場では上司がルールですし、それに逆らうことはなかなかできませんからね。自分が納得いかないことも当然あるけど、いちいちそれらにムキーッ!!ってなっていたら自分がもたない。会社や上司が嫌いという方もたくさんいると思いますが、僕はこう考えています。

「上司と法律は一緒。だから仕方ない。」って。

 

上司も法律も選べない

世のほとんどのサラリーマンは、上司を持っており、それを選ぶことはできません。中には希望した部署への異動が可能という環境もあると思いますが、人事権を持っているわけではないですよね。

法律も一緒です。私たちは生まれながらにしてルールがある社会で生活しており、基本的にそれらを選ぶことはできませんし、個人のちからで変えることもできません。納得がいかないと思っても、「甘んじて受け入れる」か、「犯して罰せられる(怒られる)」か、「ルールのない国に行く(転職する)」しかないはずです。

自分でできる選択肢はこの3つ。

あと、法律を変える(上司の内面を変える)という手段がありますが、個人のちからで変える事はできません。世論を動かしただけでは変わりません。変える事が出来る立場の人間にお願いするしかないですので、殆どの方の場合、「変えること」は自分ができる事ではないです。

 

じゃあ辞めて新しい会社で働こう!

そんなに嫌なら辞めればいい。確かにそれも一理あります。でもルール(上司)に納得がいかないからといって、すぐに「ルールのない国に行く(会社を辞める)」ことはお勧めしません。なぜなら、自分が納得いかない他のルールが新天地にあるかもしれないし、その国の文化に馴染めるかも分かりません。

会社を辞めて新しい会社で働くということは、一から自分の信頼をその組織の中で構築しないといけないし、前述のリスクもある。

それらを克服できる自信があれば、また自分がどこへ行っても通用する自信があれば、転職は良い選択肢だと思います。現に何回か転職している人の市場価値として、「複数の環境で柔軟に働ける」という評価があるわけですし。

 

 

人間関係を見切るのは簡単。だけどお互いに損!

僕が大学生の頃、バイト先の店長に言われた言葉です。

人を育てる立場にあった僕は、なかなか言う事を聞いてくれなかったり、自分を変えようとしない人たちに悩まされていました。その時にこう言われたんです。

「人を育てる立場に立てるというのは、とても貴重なことだ。その人の成長に繋がるし、それ以上に自分自身の経験になる。決して諦めるな。人間関係・教育を諦めるのは一番簡単で楽だ。だけどそれだとお互い何も成長しない。教わる人は成長する機会を失くし、自分は教える機会を失う。お互いにとって損だ。」

その言葉を僕は今でも胸に持ち続けています。後輩や部下にもこの言葉を伝えています。お互いの為に一生懸命働くことができるからです。

 

 

上司と法律は一緒。でも幸いなことに上司は法律と違って、そのルール(上司)が未来永劫続くわけではないですからね。運悪くクソ上司のもとで働かなければならなくなったとしても、割り切って受け入れるのが僕は一番良いように思います。

 

 

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